高校生たちが書道の腕を競う揮毫大会が鹿児島市できのう2日、開かれました。

2日は、鹿児島市内の16の高校から書道部員242人が出場しました。

この大会は、手本を見ながら書き写す「臨書」と当日与えられた課題に沿って自由に表現する「創作」から選んで2時間で作品を書き上げます。

3年生の多くが高校最後の大会で、真剣な表情で作品に向き合っていました。

(鹿児島実業高校3年 笹平琥太郎さん)「うまく書けてこれまでの練習の成果が出た」

(鹿児島実業高校3年 山内あおいさん)「きょうで終わる実感はまだない」
Q.きょうの出来は何点?
「100点」

(武岡台高校3年 新枦梨央奈さん)「完璧ではないけれど、(最後の大会が)終わった達成感がある」

墨の香りが立ちこめるなか、生徒たちは一文字一文字に思いを込めて筆を進めていました。