この夏に行われる参議院議員選挙の鳥取・島根合区選挙区に、新人で広島市出身の中山集氏が、2日、国民民主党公認で立候補すると表明しました。
島根県松江市で党本部の榛葉賀津也幹事長、島根県連の森本秀歳代表と共に立候補会見に臨んだ中山氏は、今年3月の第一子誕生をきっかけに、今の政治を変えたいと国政への挑戦を考えたということです。
中山集氏
「若い人の選択肢がないような状態から(自分たち)若い人、自らが動いて若い世代の選択肢になる。それが必要なんだ、そういう風に思い、国民民主党の公募に応募しました。」
広島市出身の中山集氏31歳は、関西学院大学卒業後、東京に本社を置く大手コンサルティング会社勤務などを経て、去年1月から自身が立ち上げたコンサルティング会社で代表取締役を務めています。
父親と祖母が島根県邑南町出身であることから、山陰からの立候補を決意したということです。
国民民主党・榛葉賀津也幹事長
「いろんな方がいろんなダイバーシティ(多様性)持って挑戦できる島根鳥取であって欲しいと思います。そういった方々のシンボルとして(活動できる)。」
榛葉幹事長は、立憲民主党や連合と連携し、党としても重点区として支援するとしました。
参院選鳥取・島根合区選挙区には自民党が元県議の出川桃子氏、共産党が元大田市議の亀谷優子氏、参政党が農業法人社員の倉井克幸氏、政治団体のNHK党が会社員兼農家の谷口直矢氏の擁立をそれぞれ決めています。