気象庁は、沖縄地方と奄美地方を除く全国に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。

九州南部は6月8日ごろから、関東甲信、東海、近畿、四国は6月10日ごろから、東北、北陸、中国は6月11日ごろから、九州北部、北海道は6月12日ごろから、むこう2週間の気温がかなり高くなる可能性があります。
6月18日までの全国主要都市の16日間天気予報は画像で掲載しています。

各地の気象台は、気温が高くなる期間は、農作物や家畜の管理などのほか、熱中症対策など健康管理に注意するよう呼びかけています。熱中症の危険性が極めて高い場合には、熱中症警戒アラートが発表されます。

気温「かなり高く」なるのは

「高温に関する早期天候情報」は、5日間の平均気温が「かなり高い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

■九州南部 6月8日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.5℃以上

九州南部の気温は、向こう5日間程度は平年並の日が多いですが、8日頃
からは暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる見込みです。


■関東甲信地方 6月10日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.8℃以上

関東甲信地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高
い日多く、10日頃からはかなり高くなる可能性があります。


■東海地方 6月10日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.5℃以上

東海地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高い日
が多く、10日頃からはかなり高くなる可能性があります。


■近畿地方 6月10日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.9℃以上

近畿地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高い日
が多く、10日頃からはかなり高くなる可能性があります。


■四国地方 6月10日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.5℃以上

四国地方の気温は、向こう1週間程度は平年並か低い日が多いですが、1
0日頃からは暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる可能性があり
ます。