日本の滝100選にも選定されている須坂市の米子大瀑布に通じる林道が、落石のため、2日から通行止めとなり、滝に近づくことができなくなっています。

須坂市によりますと、須坂市街地から米子大瀑布の麓にある駐車場に通じる「林道米子不動線」で、2日、落石が確認されました。

落石があったのは、駐車場から2キロほど市街地側に下った場所だということで、市では、林道を通行止めにしました。

林道の通行止めにより、米子大瀑布に近づくことはできなくなっています。

市では、落石の状況を確認していて、現時点では開通の見通しは立っていません。

米子大瀑布は、落差89メートルの不動滝と、落差82メートルの権現滝の2つの滝の総称で、日本の滝100選に選ばれているほか、「米子瀑布群」として国の名勝に指定されていて、落石があった林道は5月9日に冬の間の通行止めが解除され、観光シーズンに入っていました。