あすに迫った韓国大統領選挙。支持率では、対日強硬派とされた野党候補がリードする展開です。戦後、最良ともされる日韓関係に揺り戻しはあるのでしょうか?
きょう、韓国で公開されるホラー映画。尹錫悦前大統領やキム・ゴンヒ夫人に着想を得たというキャラクターが登場します。
こんな場面も…。
映画『神明』
「非常戒厳を宣布します」
韓国 尹錫悦 前大統領
「非常戒厳を宣布します」
去年12月に非常戒厳を宣言し、その後、罷免された尹前大統領。在任期間中の大きな成果が日韓関係の改善でした。
記者
「日本のアニメ、東京リベンジャーズは韓国でも人気を集めていて、展示会も開かれています」
若者の街「ホンデ」。こちら、日本のアニメを扱うイベント会場の去年の売り上げは、前の年に比べて倍増しました。
記者
「ソウル近郊ですが、大勢の人が来ています」
日本の植民地時代に作られた建物が並ぶソウル近郊の街にも、大勢の人が訪れるようになりました。
長い間、自主規制されてきた日本語の歌は去年から放送されるようになり、「韓日トップテンショー」はバラエティー番組の中で、視聴率は10週連続でトップでした。
街は6年前に日本製品の不買運動が起きた時から大きく様変わりし、レクサスの販売台数は5割アップ。互いの国を訪れる旅行者は増え、両国の連携は首脳外交で固められました。
韓国で日本人に対する好感度は過去最高を更新しています。
「民間の交流が活発になり、お互いの好感度が高まった」
こうした流れに変化を与えかねないのが、あすの大統領選挙。
共に民主党 李在明 候補
「大韓民国を以前とは確実に違う新しい国にして、しっかりとお返しします、皆さん」
他の候補を支持率で圧倒する革新系・最大野党「共に民主党」の李在明候補。かつては日本を「敵性国家」だと表現し、対日強硬派として知られていましたが、ここに来て変化が…。
共に民主党 李在明 候補
「日本は重要な協力パートナーだ」
日本政府関係者
「中・ロ・北朝鮮の権威主義国家が結束を固め、アメリカが態度を変化させる中、韓国に反日をする余裕はない」
李候補の外交ブレーンも「日韓関係は継続性を土台にしなければならい」と説明しています。
どの候補が勝っても、しばらくの間は大きな変化がないとの見方が優勢です。ただ、ポピュリストとされる李在明氏だけに、何かのきっかけがあれば、反日に転じる可能性があり、警戒が必要との指摘も出ています。
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