観光施設管理者「一施設での対応は限界に」

西日本ジェイアールバス・村瀬知史金沢営業所長「金沢市のふらっとバスを受託しているが(夜桜のシーズンに)最高で150分遅れ。6本のバスを運休したというかなり酷い状況」

深刻なオーバーツーリズムの現状を訴えたのは、長町武家屋敷跡にある「野村家」です。

野村家を管理する・横江憲哉さん「(予約済みの団体客が)予定通りの時間に来られなくて、どんどん人がたまって逆に溢れている状況になっている。一施設としての対応は限界」

県は、県内全域への観光客の分散化やマナー啓発の強化を図るとともに、夏や秋の観光シーズンを踏まえ、2026年3月までに4回目の会議を開く方針です。