TUYの取材で、山形県では2000円ほどで買えるとされている備蓄米の”随意契約分”は、県内のスーパーなどで販売されない可能性があることがわかりました。

山形でも安いコメを求める消費者が待っているはずでしたが・・・地方での販売が不透明な現状が見えてきました。

現在、小泉進次郎農林水産相が推し進めている備蓄米の放出。非常にスピード感のある動きが、これまでの政府にはなかった部分として評価する声が上がっています。

こうした中TUYが県内に小売店を持つ各社に取材したところ、次のような返事が返ってきました。※随意契約分

○山形県内のイオングループ・・・現在販売の予定なし。東京、千葉、愛知、大阪などの大都市圏から販売される予定。

○ヤマザワ・・・入荷予定なし

○フードセンターたかき・・・入荷予定なし

○おーばん・・・情報が特に入ってきていない

○山形県内のドン・キホーテ・・・情報はなし 今後の販売に関して不透明

○コストコ・・・お客に開示できる備蓄米に関する情報はない

さらに県に問い合わせたところ、今回の随意契約分の備蓄米について、県の担当課では何の情報もなく、かつ東北農政局も流通に関する情報を持ち合わせていないということでした。

つまり、現在山形県内で今回の随意契約分の備蓄米、2000円ほどで買えるコメは手に入らない、あるいは手に入るのがかなり先になる可能性が高いことがわかりました。

※大手コンビニなどでの販売可能性は未定