この週末、青森市浪岡を中心にクマの目撃が相次いでいます。付近の小学校では親と一緒に登校する児童の姿が見られました。また、2日は十和田市奥瀬でも道路を走るクマが目撃されています。

この週末も、県内ではクマの出没が相次ぎました。十和田市では車の前を走って行くクマが現れ、道路の外へと姿を消しました。

そして青森市浪岡では、1日までの3日間で12件の目撃情報が寄せられました。

5月30日に校庭でクマが目撃された浪岡野沢小学校では2日朝、保護者が見守るなか、児童が登校しました。この学校では校舎外の活動を禁止するなど警戒を強めています。

保護者は
「子どもたちに危険がないように、働いている父母は大変だと思う」

「放課後も友達と遊ぶのも全部制限されているので、早く捕獲されてほしいなと思う」

浪岡での目撃情報は、3日前の5月30日(金)に4件、5月31日(土)にはこの週末で最も多い7件、それに6月1日(日)には交通量の多い国道7号付近でも1件寄せられています。

6月2日は、これまでに目撃情報はありませんが警察によるパトロールも強化されています。

県内では、5月31日に板柳町や藤崎町でもクマの目撃情報があり、町は注意を呼びかけています。