「人吉市鉄道ミュージアムMOZOCA(モゾカ)ステーション868」が開館10周年を迎えました。

記念式典には関係者たち約30人が出席し、人吉市の松岡隼人市長が「100年を超える肥薩線の歴史を継承し、未来を担う子どもたちに鉄道を身近に感じてもらいたい」と挨拶しました。

31日は夕方までMOZOCAステーション近くで感謝祭が開かれ、バザーやキッチンカーの出店のほか、郷土芸能などが披露されます。

MOZOCAステーションは、新型コロナウィルスや2020年7月の豪雨による浸水被害で休館した時期もありましたが、その後、駅前で「SL人吉」の展示が始まり、10年間で約62万5000人が訪れています。