海上では、発達する低気圧の影響により、北よりの非常に強い風が吹き、しける見込みです。３１日昼過ぎから６月１日明け方にかけて、暴風に警戒し、高波に注意・警戒してください。また、宮城県では３１日昼過ぎから夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

［気象概況］
　低気圧が東海道沖にあって、発達しながら北東へ進んでおり、６月１日にかけて、三陸沖へ進む見込みです。
　このため、海上では、北よりの非常に強い風が吹き、しけるでしょう。低気圧が予想よりも発達した場合は、警報級の高波となる可能性があります。また、宮城県では、３１日は雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。低気圧が予想よりも陸地に近づいた場合や発達した雨雲が同じ場所にかかり続けた場合は、警報級の大雨となる可能性があります。

［風の予想］
３１日から６月１日にかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）
　　東部　海上　２０メートル　（３０メートル）
　　東部　陸上　１５メートル　（３０メートル）

［雨の予想］
３１日に予想される１時間降水量は多い所で、
　　東部　３０ミリ
　　西部　３０ミリ
３１日６時から６月１日６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
　　東部　１００ミリ
　　西部　１００ミリ

［波の予想］
３１日から６月１日にかけて予想される波の高さ
　　　　５メートル

［防災事項］
海上では、３１日昼過ぎから６月１日明け方にかけて、暴風による交通障害に警戒し、３１日夕方から６月１日昼前にかけて、高波による船舶・沿岸施設への被害に注意・警戒してください。また、宮城県では３１日昼過ぎから夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。