◇《看板犬“もも”が待つ宿で、飼い主さんとワンコも寛ぎの時間―》

 ゴールデンウィーク真っ只中、ある日の昼下がり。吉原さんが"もも"を呼び込みます。

"もも"が、トコトコと事務所の中に入ると、それは営業スタートの合図です。吉原さんたちのペットの犬や猫はもちろん、"たらこ湯"の立派なスタッフです。

ただ、動物スタッフたちは、基本営業中は、自分のお部屋の中にいますよ。

『たらこ湯』「先にチェックインするって、」

『たらこ湯』吉原和香奈さん「わかった」

この日、北海道石狩市からやって来たのは、リピーターのご夫婦。連れていたのは、ロシア原産の犬”ボルゾイ”です。

チェックインの様子を見てみると、山下さんが、さりげなく会話をフォローします。

ご夫婦が連れてきたボルゾイの体重は40キロ。小学5年生とほぼ同じ重さですが、広いドッグランにご満悦な様子です。

もともと、あまりお泊まりには慣れていなかったということですが、『たらこ湯』は、1回目の宿泊から、なんだか落ち着いて宿泊できたということです。

宿泊客
「気楽に泊まれるし、回数も来られるし、泊まったことがないワンちゃんでも、慣れる場所があるとすごく助かります」