南米ボリビアでモラレス元大統領の支持者らによる抗議活動が続いていて、デモ隊と警察による激しい衝突となっています。
ボリビアの中心都市ラパスでは、モラレス元大統領の支持者らによる抗議デモが連日行われていて、デモ隊と警察による催涙ガスやゴム弾などを使った大規模な衝突に発展しています。
ボリビアでは今年8月に大統領選挙が予定されていますが、ロイター通信によりますと、モラレス氏は今月、憲法裁判所が示した大統領の任期をめぐる判断により、大統領選への再出馬が事実上、不可能となりました。
これに対し、支持者らはモラレス氏の立候補を認めるよう要求しています。
モラレス元大統領の支持者
「私たちはおそれていません。これからも政府と対峙します」
「今この瞬間に民主主義は存在しません。民主主義は踏みにじられ、侵害されています」
モラレス氏は2006年から2019年まで先住民として初めて大統領をつとめ、低所得者を支援する政策などで成果を上げましたが、4期目の当選を果たした選挙で不正行為を指摘され辞任。その後、2020年に現大統領のアルセ氏が当選しました。
モラレス氏の支持者らは経済危機や物価高騰、燃料不足などを訴えてアルセ政権を批判し、国内の道路も封鎖するなど激しい抗議行動を行っています。
ボリビアはウユニ塩湖などの観光地を目当てに訪れる日本人も多く、外務省はデモ行進などで多くの人が集まる場所には近づかないよう注意をよびかけています。
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