大手企業を中心に備蓄米の随意契約が進んでいますが、「2000円の備蓄米」は一体どこで、いつ買えるのでしょうか。

“2000円の備蓄米” あす(31日)から買える店舗も

南波雅俊キャスター:
政府の備蓄米を競争入札をするのではなく直接契約する「随意契約」ですが、これまでに61社の申し込みが確定しています。備蓄米の量でいうと合計で約22万トンです。

申し込んだのは、やはり大手の小売りです。スーパー「オーケー」や「ベルク」、「アイリスオーヤマ」、「カインズ」、さらに「ドン・キホーテ」を経営している「PPIH」など、様々な企業で販売されていくことになります。

では、具体的にいつ買えるのか、どこで買えるのかというところを見ていきたいと思います。

まずイトーヨーカドーでは、31日の午前10時から通信販売のサイトで古古米(2022年度産のコメ)の予約販売が開始されます。手元に届くのは6月15日以降で、順次購入された方に届くということです。価格は5キロ2160円(税込み)で送料が550円かかるほか、購入は1人1袋に制限されています。

この通販に加えて、イトーヨーカドーの都内の1店舗でも販売をしていくということです。

そして、もっと早く販売するのがアイリスオーヤマです。こちらも古古米を31日の午前9時から、千葉と宮城の店舗(「ユニディ松戸ときわ平店」は65袋、「ダイシンホームセンター幸町店」は95袋)で販売していきます。価格は5キロ2160円(税込み)で、午前8時から整理券を配布するということで、多くの方が来ることも予想されるかなと思います。

日比麻音子キャスター:
どこが早く販売するのか、ということもあって各社の対応も非常に難しいところではありますね。ただ本当にみんなが大変な時期ですから、買いだめたりとか買いすぎるということは本当に避けていきたいなと個人としては思います。
コメをいつ買うか、どれぐらいどのように買うか、悩みが尽きませんね。

山内あゆキャスター:
こちらは今、古古米ですよね。さらにこれから古古古米(2021年度産のコメ)も出てくるわけじゃないですか。味の差や値段の差などを比較したくなりますね。

日比キャスター:
ここからまだ続くわけですから、ここで慌てずにちょっと静観するというか、タイミングは見ていきたいなと思います。