山口県は観光客の誘致に向け、自然を楽しむ「アウトドアツーリズム」に力を入れています。

30日、活動を推進する外部のアドバイザーと村岡知事が意見を交わしました。

山口市で開かれた会議には、アウトドア総合メーカー・モンベルの広報本部長など4人のアドバイザーが出席しました。

県は国内外からの観光客の誘致に向け、おととしから自然を楽しむ「アウトドアツーリズム」に力を入れています。

会議では、今後、アウトドアツーリズムを効果的に進めていくため、意見が交わされました。

アドバイザーからはAIを使った旅行プランの作成や、広島空港から無料のシャトルバスを運行することなどが提案されました。

村岡嗣政 山口県知事
「山口の自然のすばらしさ、海とか山の美しさ大変評価をもらっていますけれどもそれぞれが単品ではなくて、うまく結びついて全体をパッケージとして示していくこと、それを作っていくことが、じゃあ山口に行こうかということにつながっていくということを確認したところです」

県では今年度の事業として、アウトドア体験のガイド人材を確保するための研修会や、割引クーポンの発行などに取り組むとしています。