地元で生産されている食材に理解を深めようと、宮城県石巻市雄勝地区の小学校で、養殖ギンザケの調理実習が、30日に行なわれ、児童が3枚おろしに挑戦しました。

宮城県石巻市の雄勝小学校で行なわれた調理実習には、5、6年生11人が参加しました。

児童たちは、地元漁師らの手ほどきを受けながら、50センチほどの大きさに育ったギンザケを3枚におろしていきました。

雄勝湾では、ギンザケの養殖が盛んに行われていて、いま、水揚げのピークを迎えています。

30日は、ギンザケを使った炊き込みご飯と味噌汁を作り、1時間ほどで完成させました。

児童:
「学校であまり包丁を使わないので緊張した。失敗してもいいからチャレンジすることを思っていた」
「魚をさばくのが楽しかったし、雄勝小ならではのできることなんだなと思った」

児童たちは、自分たちで作った料理をおいしそうに味わいながら、地元の漁業に理解を深めていました。6月3日には、同じ校舎で学ぶ中学生が実習に取り組みます。