5月31日(土)の宮城県内は、低気圧が接近するため警報級の大雨となるおそれがあり、雨は6月1日(日)の朝まで残る可能性があります。
思い返せば前の週末も、24日(土)の午後から25日(日)の午前にかけて雨が降りました。
その前の週末は、17日(土)を中心に雨が降り、仙台・青葉まつりの宵まつり会場でも雨の降った時間帯がありました。
このように最近、週末の度に天気が崩れている気がしませんか?

実は仙台では5月の土日は8日間すべての日で雨を観測しているのです。
観測された降水量は気象庁ホームページで確認することができ、11日(日)と18日(日)はともに0.0ミリですが、全く降水がなかった日は「--」という表示で区別されますので、この両日もわずかながら雨が降ったということになります。
ちなみに、土日以外の月~金曜日は、21日間のうち雨が観測されたのは計10日と半分以下(29日時点)ですので、いかに5月は土日に天気が崩れやすくなっているかが分かるかと思います。


もともと春は3日~4日周期で低気圧が西から東に通過していくことが多く、5月=今月は土日に天気を大きく崩す低気圧が度々通過し、週の半ばには低気圧がやってきてもたまたま雨があまり降らないというサイクルが続いた、と考えられます。なお、東京は5月の土日は8日のうち6日で雨を観測しました。

5月最終日の31日(土)も、宮城県内はこの傾向を象徴するかのように天気が大きく崩れ、激しい雨の降る所がある見込みです。海上では非常に強い風が吹く見込みで大荒れの天気となるため、最新の気象情報に注意してください。