気象庁の最新の情報をみてみると、今後、前線上の日本の南で低気圧が発生して北東へ進み、この低気圧や新たに発生する別の低気圧などが伊豆諸島から関東の東へ移動する見込みです。これらは31日（土）夜には、東北地方沿岸に進むとみられています。

この前線や低気圧には、暖かく湿った空気が流れ込み、 大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って「激しい雨」や「非常に激しい雨」が降り「大雨」となる所がある見込みです。

このため気象庁は、東日本太平洋側で30日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・ 警戒し、落雷や突風に注意。局地的には竜巻などの激しい突風に注意するよう呼び掛けています。

また、上空に寒気を伴った低気圧「寒冷渦」が、30日（金）は西日本、31日（土）には日本海へ進む見込みです。

このため、上空の寒気と日射による昇温の影響で大気の状態が再び不安定となり、雷を伴って強い雨の降る所がある見込みで、西日本では30日にかけて、東～北日本では31日にかけて、落雷、突風、降ひょう、急な強い雨に注意が必要だとしています。

また、「雨と風の予想シミュレーション」を見てみると、6月1日（日）の午前中にかけて雨雲が北日本や北陸の一部にかかり続け、「雨」の天気が続く見込みです。

※【5日先までの雨と風の予想シミュレーション】は、関連リンクからご覧いただけます。