550万円の住宅 どう建てる?
井上キャスター:
全国平均の数字で6000万円を超えてるわけですよね。都心に限ると、1億円を超えていると言われますが、そんな中で、550万円で建つ家があるということですが。

渡辺記者:
こちらは3Dプリンターで作られた建物です。まず工場で、生クリームのようにコンクリートを絞り出して建物のパーツを作り上げます。出来上がったパーツは実際の現場に車で運び、現場ではそのパーツを組み立てるのみという方法です。

税別で550万円、家の形になるまでは延べ48時間。1日8時間あたりの作業だとすると、6日間で家が出来上がります。
この方法で今、住宅を中心に全国で既に11棟が建てられています。
井上キャスター:
具体的に、どこにあるのでしょうか。
渡辺記者:
2人用の建物ですと、愛知県の小牧市。さらに能登にホテルが建っていて、もう一つは種子島にあります。
井上キャスター:
被災地にあるということですね。
こういうことができると、被災地でも簡易的にすぐに家が建てられるということですよね。
いとうまい子さん(俳優・経営者):
しかも耐久性もあるってことですよね。住宅としてしっかり住むことができるし、安いし、いいですね。
出水麻衣キャスター:
コンクリートの打ちっぱなしのようで、スタイリッシュで、非常におしゃれですよね。何よりもすぐ建つということがいいなと思いました。