この時、車掌は運転士に下車したことを伝えていませんでした。

一方、運転士は運転台のパネルにドアが閉まったことを示すランプが点灯したことから、通常の手順通りに列車を出発させました。

運転士は次の駅の鳥沢駅でドアが開かず、乗客からの連絡で車掌が乗っていないことを知り、運転士がドアを開けました。

その後、代わりの車掌が大月駅から上り列車で到着、列車は16分遅れで運転を再開しました。

JRでは列車を発車させない措置を取ってから対応するよう乗務員の指導を徹底するとしています。

【写真で見る】車掌がとっさに救護に降りたJR梁川駅

なお、ホームで転倒した客にけがはありませんでした。