中止したイベントで保護者への未返金などが問題となっている英語の交流キャンプを巡り、宮城県は企画した旅行会社に対し「旅行業の登録取り消し」を予定していることを明らかにしました。

6月5日に旅行会社の社長に県庁への出頭を求め弁明の機会を設けるということです。

宮城県が旅行業の登録取り消しを予定しているのは、仙台市青葉区の旅行会社「ハローワールド」です。

この会社は一般社団法人「宮城復興支援センター」とともに子ども向けの英語の交流キャンプを主催していましたが、中止したイベントで保護者への返金がなされず問題となっています。

県は5月1日、旅行業法に基づく立ち入り検査で216件の未返金を確認し保護者への返金を求めていましたが、5月23日の期限までに返金が確認できなかったことなどから登録を取り消す予定だということです。

これに伴い、6月5日、県庁に会社の社長の出頭を求め弁明の機会を設けるということです。