3月の春場所が終わった後、大の里は奥能登の被災地を慰問に訪れていました。
角界を代表する横綱として能登とともに歩みます。
大の里「ネットの時代ですが、能登の皆さんは回覧板とかで僕を送るということを(回して)。300人近くの人が集まってくれて」

夏場所を終えた翌日の記者会見で大の里は、3月に珠洲市と輪島市を訪れたことを振り返りました。
大の里「能登のことを忘れないでという言葉が胸に響いたので、能登のことを忘れないためにも、15日間結果を出して、また能登に良い報告ができるように頑張りたいと改めて思った」
郷土の星の横綱昇進に、当時、大の里と交流した能登の人たちも口々に喜びの声をあげます。

畑仕事をする女性たち「本当に見た通りの体格の良い、素敵な人やったね?」「ぜひ横綱になってほしいと思っていたけど思い通りになった」高齢男性「よくこんな田舎まで来てくれてうれしかった。石川県の誇りやわ」仮設住宅に住む女性「石川県が相撲が強いと全国に行き渡った。やっぱり努力しておられる」Q元気もらった?「はい(笑顔に)」
輪島市町野町にあるこちらの理容室でも、店主がニュースを見守っていました。

もとい理容美容室・元井孝司店主「(客との)話題が震災の話題しかほとんどない中で明るいニュース。(大の里の)話のときは穏やかな表情で話している」
奥能登を代表して珠洲市の正院小学校の児童からはこんなリクエストが。

正院小学校の児童「また横綱になった大の里に会ってみたい」「是非また珠洲市に来てくださーい!!」