アイリスオーヤマが購入した備蓄米の販売開始を2店舗で当初予定していた6月2日から5月31日に前倒ししました。
5月31日に販売を始めるのは、仙台市宮城野区大梶のホームセンター「ダイシン幸町店」、千葉県松戸市の「ユニディ松戸ときわ平店」です。
神奈川県の「ユニディ川崎店」では予定通り6月2日から販売される予定です。
※5月30日に販売開始日の変更が発表されました。

大槻聡記者
「食品も扱っているホームセンター。正面の棚には以前はすべて精米が並んでいたということですが、コメ不足の影響で今は半分ほどのスペースに留まっています」

仙台市宮城野区の「ダイシン幸町(さいわいちょう)店」では、ササニシキやこしひかりなどを販売していますが2024年からのコメ不足や価格高騰の影響で入荷する精米の量は少なくなっていると言います。

ダイシン幸町店・三野宮有里 副店長
「取り扱っている銘柄はもともとたくさんあったが今はかなりしぼった商品しかない。入荷数も少なかったりと売り場の陳列もだいぶ縮小となっている」

こうした中、小泉農水大臣の肝いりで始まった備蓄米の随意契約では、アイリスオーヤマが2022年産のコメ1万トンを申し込み契約が成立しています。

仙台市宮城野区大梶の「ダイシン幸町店」と千葉県松戸市の「ユニディ松戸ときわ平店」での店頭販売開始は5月31日に早まりました。
宮城県内では、数量が限られていることなどから「ダイシン幸町店」1店舗となる見込みで、価格は5kg税込み2,160円です。
5月31日は午前8時から整理券を配り、午前9時から販売が始まります。
ダイシンでは5kg95袋、ユニディでは65袋が用意され、購入は1人1袋となります。
また、神奈川県の「ユニディラゾーナ川崎店」では予定通り6月2日から販売されます。

消費者
「ニュースで見たばかりだったので楽しみにしている。選べるものが増えたのはみんな楽しみにしているのでは。今までは高いものしかなかった」
ダイシン幸町店・三野宮有里 副店長
「コメ高いねとお客さんから意見をもらうこともあったが、このような機会に家計の助けになれればうれしい」

アイリスオーヤマが購入した備蓄米は、5月29日から亘理町の工場に順次運び込まれ精米されています。

インターネットで予約された分は6月1日から発送される予定です。