農林水産省によりますと、宮城県内の2025年産の主食用のコメの作付けの意向がある水田の面積は、4月末現在で6万1900ヘクタールとなっています。

これは2024年、実際に作付けされた面積をおよそ6%上回っています。

一方で、飼料用のコメの作付け意向がある面積は去年の実績に比べて34.6%減少しました。

東北農政局の担当者は「コメの価格高騰により、飼料用から主食用に転換する農家が増えたことや、2025年に入って飼料用のコメの交付金が減ったことが主な要因」と分析しています。