陶芸や染織、漆芸など中国4県の優れた作品が集まる「日本伝統工芸中国展」が岡山市北区の百貨店で始まりました。

学生服に身を包んだ15歳の少年の多感な内面を、丁寧に貼り付けられた和紙で繊細に表現しています。

天満屋岡山店で始まった日本伝統工芸中国展には、岡山や広島など中国地方4県の作家が作った陶芸、染織、漆芸など112点が展示されています。

特別賞である金重陶陽賞を受賞した粟根仁志さんの七宝花器「煌」です。雪の結晶の模様を、配置する銀線の高さや釉薬の厚みによって奥行きを生み出している点などが評価されました。

日本伝統工芸中国展は来月2日まで、天満屋岡山店で開かれています。