緊急車両を運転する消防職員らを対象にした安全運転研修会が宮崎市で開かれました。

研修会は宮崎ドライビングスクールで開かれ、宮崎市消防局に勤務する職員6人が参加しました。

参加者たちは、救急車や災害時に出動する緊急車両に乗ってS字カーブなどを走行し、指導員からアドバイスを受けました。

また、AIを搭載した車を使って運転技術を解析し、自分では気づきにくい運転の癖を確認していました。

(宮崎市消防局北消防署東分署 入来海斗さん)
「自分の運転していた感覚と違うところが何か所あったので、そこをふだんの運転から気を付けたい」

宮崎市消防局によりますと、去年、緊急出動した際、対人事故は発生していないものの、物損事故が数件あったということで、安全運転に対する意識を高めていきたいとしています。