豊見城体育館で27日、男子ハンドボール決勝が行われ、浦添商業が21連覇を狙う興南を下す歴史的勝利で初優勝を飾りました。

前半戦、試合の主導権を握ったのは浦添商業。15番・新垣瑛太郎や8番・渡辺周)の得点で序盤から5点差のリード広げます。

一方の興南も、世代別日本代表の赤嶺尚太朗が得点をあげるものの、浦商の固い守備が光り、連続得点を許さず、4点差で前半を折り返します。

後半に入っても浦商の勢いは止まりません。新垣とキャプテン・新里秀斗の連続シュートで最大6点差に。

興南は赤嶺を中心に、高さと威力のあるシュートを叩きこみ浦商に追いすがりますが、要所でキーパー・島袋道がビックセーブを連発!

チームカラーの堅守速攻を最後まで貫いた浦添商業が37対33で興南を破り、沖縄のハンドボール史に新たな歴史を刻みました。

興南の守備をかいくぐりシュートを放つ浦添商業