備蓄米の「随意契約」での売り渡しを巡って、広島の小売業者にも動きがありました。「ゆめタウン」などを運営するイズミは、随意契約の申請を前向きに検討していることを明らかにしました。
イズミによりますと、26日、農林水産省がオンラインで開催した随意契約に関する説明会に担当者が出席しました。その上で、申し込みを前向きに検討しているということです。今後、精米をどの業者に委託して、パッケージングして販売するかを検討するとしています。
備蓄米について政府は6月上旬にも店頭に並ぶ見通しとしていますが、イズミは、委託業者の選定などを考えると、現実的には6月中旬の販売開始も難しいのではないかとみています。
一方、フレスタでも昨日のオンライン会議の内容を確認し、申し込みを前向きに検討しているということです。
26日から申し込みが始まった備蓄米の売り渡しについては、イオンが2万トンを申し込んで、6月初旬から販売を開始することを発表するなど、少なくとも20社が申し込んだと見られます。