北陸最大のブロッコリーの産地・石川県加賀市では春ブロッコリーの本格的な出荷が始まっています。
加賀市作見町のJA加賀野菜集出荷場には、朝に収穫されたばかりの新鮮なブロッコリーおよそ10トンが運び込まれました。ブロッコリーは品質や大きさごとに分けられたあと、鮮度を保つため氷を入れた容器に密封されていきました。

2025年は2月の雪の影響で苗の植える時期などが遅れ初出荷も平年より10日遅くなりましたが順調に生育し出来は良いということです。

JA加賀ブロッコリー部会・村田泉 部会長「2月から種まきが始まり3月に定植したものがようやく収穫できてとてもうれしく思っている。冬のブロッコリーも糖度があって美味しいが春のブロッコリーも糖度が高い。食べ方としては天ぷらがおすすめ。」
加賀市のブロッコリーは45年前に米の転作として始まり今では53軒の生産者がおよそ57ヘクタールの畑で栽培し、北陸最大の産地となっています。
JA加賀では6月末までにおよそ350トンの出荷を見込んでいます。