政府は27日、除染土に関する関係閣僚会議を開き、最終処分に向けた基本方針を取りまとめ、総理官邸で再利用する方針を盛り込みました。中間貯蔵施設を抱える福島県大熊町や双葉町の住民からは、県外処分への理解が進むきっかけになってほしいという声が寄せられています。

除染土が保管されている、中間貯蔵施設を抱える双葉町。県外処分への議論が進まない現状から、3月には伊澤町長が、町内で再利用を進める考えを示しています。今回の方針に、町民は…。

双葉町民「総理官邸で活用するということは、一番トップの省庁がある場なので、少しでも議論の場になってもらえればと思っている」

双葉町民「それはいいのではないか。柔軟に日本の中心から、ただ都民の意見がどうか、やっぱり住民が一番の土台になるので、そこを無視してはできないと思う」