IH導入、紙タバコ禁止も

Hana 華・水野真理オーナー「うちはもう火を使わないで、IHの電気にしたり」

火災後、現場に完成したビルで開店準備をするこちらの店では、安全装置付きのIHを導入したということです。

水野オーナー「一切火は使わないで、タバコも紙タバコはやめてもらうように、電子タバコに切り替えて」

一方、火災で店を失った飲食店では…。

ホルモン華炎・森本裕司代表「きょうで1年ですけど、店が動いたのは8月からなので、あっという間という感じはしますね」

火元とみられる飲食店の隣で焼肉店を営んでいた森本裕司さん。店は火災で全焼し、去年8月におよそ150メートル離れた場所で営業を再開させました。

森本代表「最初は不安だったんですけど、場所が駅から遠ざかってしまったので。でも、全然そんなことはなくて、常連さんが来てくれて、ありがたい気持ちですね」

火災から1年、繁華街では再建に向けた動きが進む中、森本さんは、前のにぎわいが戻ることを願っています。

森本代表「火災が起きた場所も、建物ができ始めているので、昔みたいに賑わってもらえればなと思っています」

森本代表

この火災を受け、いわき市消防本部では、26日から1週間、市内3つのエリアで立ち入り検査を行い、店舗の消防設備や避難経路を確認するとしています。また、消防では、火を扱う場合はその場を離れずコンロのまわりには、燃えやすいものを置かないよう注意を呼びかけています。