赤ちゃんは順調に成長していました。

エコー画像からは「頭の骨」と「前足の断面」が確認できました。

安佐動物公園 野田亜矢子 獣医師
「赤ちゃんが小さなときはパーツが小さいのでいろんなものが映っていたのですが、大きくなってきたら本当にそのパーツのごく一部しか映らないので」

赤ちゃんの体重は、60キロほどになっている可能性もあるとのことです。

波打つようなおなかの動き。「胎動」も確認できました。もう一度、見てみると…。赤ちゃんはおなかの中で、元気に動いています。

安佐動物公園 野田亜矢子 獣医師
「ひたすらメイの心が安らかであってほしいですね。妊婦さんはやっぱね気持ち、心安らかに赤ちゃんを産んでほしいですよね」

園では、アジアゾウなどの出産経験があるほかの動物園からも情報収集しながら、メイが無事に出産・子育てできるよう、全力でサポートしたいとしています。

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安佐動物公園では、赤ちゃんの大きさは「人間の大人が丸まって入っているより少し小さいくらい」ではないかと推測しています。生まれるときの赤ちゃんの体重は100キロ程度になるそうです。