福島第一原発2号機の使用済み燃料の取り出しについて、東京電力は26日、燃料を取り出すための設備=燃料取扱設備の第一原発構内への搬入を完了したと発表しました。

24日午前に運搬船から燃料取扱設備の陸上げを行ったということです。今後はこの設備を1週間から10日ほどかけて、燃料を取り出すために建設された構台に移設するということです。

2号機の使用済み燃料プールには、615体の燃料が保管されていて、2026年度までに取り出しを始め、共用プールに移す予定です。東電は、1号機から5号機までのすべての燃料を2031年までに取り出す計画です。