大横綱へ 先人を超えて一歩一歩着実に相撲道を歩む「大の里」

冠がついた相撲大会が今なお開催され、地域の銘菓の名前にもなった初代「大ノ里」。天内さんは、横綱昇進を果たした「大の里」に祖先の思いを重ねるように期待をかけます。

初代・大ノ里の兄のひ孫 天内司さん(72)
「10年間はわき目をふらず相撲道にまい進してほしい。(大の里が)唯一無二の相撲とりになると言っているが、私もそう思う。大横綱を目指してほしいですよね。歴史に名を残すような」

大正・昭和の角界を沸かした偉大な先人を超える「大の里」。
大の里(夏場所の優勝パレード時)
「相撲を始めた時からの目標、夢でもあってそれに手が届いたということは、うれしいですし、それ以上の責任感も出てくると思うので、しっかりと自覚ある行動をとってがんばりたい」

平成生まれの“令和の怪物”は、一歩一歩、相撲道を歩んでいきます。