警察によりますと仙台市青葉区に住む60代の無職の男性は今年2月、マッチングアプリを通じて親しくなった人物から「私はネットショップの経営で去年8000万円稼いだ。あたなのことを将来の夫としてみなしている。あなたにネットショップを任せたい。」などとインターネットショッピングサイトでの店の開業を勧められました。

男性は指示されるまま商品の仕入れ代金の名目で2月23日から3月19日までの間に14回、あわせて1070万円を指定された口座に送金しました。男性はその後知人から指摘を受けて警察に相談し被害に気づいたということです。
また、男性は商品の在庫や売り上げなどを指示されたサイト上で確認していて在庫が減ると繰り返し、仕入れ代金の名目での振り込みを要求され送金していましたがサイト自体が不正で販売の実態などはないということです。
警察がSNS型ロマンス詐欺事件として捜査しています。