JR東日本によりますと24日午前11時すぎ、福島県南相馬市鹿島区の常磐線横手踏切付近で走行中の列車と馬が衝突しました。

列車の乗客約100人と馬の乗り手にけがはありませんでしたが、馬1頭が死にました。警察によりますと衝突した馬は24日から開幕した伝統行事「相馬野馬追」に参加していた馬でした。これまでの調べでは、馬は踏切で止まろうと後退した際に道路わきの側溝に足を踏み外し、乗り手が落馬してその後、馬が線路内に侵入したとみられています。
この事故のため常磐線は原ノ町~仙台間の上下線で一時運転を見合わせましたが、事故から1時間あまり後の正午すぎに運転を再開しています。また上下線であわせて3本の列車に最大70分の遅れが出ました。