コメ価格の高騰が続く中、主食用米の作付面積を青森県内25市町村で去年よりも増やす意向を示していることがわかりました。
東北農政局は、4月末時点における2025年産米の作付意向の調査結果を公表しました。
県全体で主食用米は2024年産より4900ヘクタール増加の4万2100ヘクタールで作付けされる見込みとなりました。率にして13%増加しています。
作付面積を去年より増やす意向を示したのは25市町村で、つがる市や五所川原市、十和田市などです。
平年並みは8市町村で、青森市や田舎舘村など。減らす意向を示したのは6市町村で、弘前市や藤崎町などです。
全国的に加工用米や飼料用米の作付意向が減っていることから主食用米の価格高騰で生産するコメを転換する農家が増えたとみられています。