④容器を守る盾
家庭でお弁当を作る際は、おかずを冷ましてから詰めますよね。しかし、弁当店では揚げたてや、焼きたてのアツアツのおかずをそのまま詰めることがあります。
薄いプラスチックや発泡スチロール製の容器は、熱いおかずを入れると溶けてしまう可能性が。そこで、スパゲッティを挟むと、おかずと容器が直接触れるのを防ぎ、熱で容器が溶けるのを防いでいるのです。

どうして入っているのか不思議に思う、弁当の「スパゲッティ」。
鮮度が大切なレタスなどの生野菜では対応できない、見た目以上に重要な役割をいくつもこなす“縁の下の力持ち”だったのです。