心残りを晴らすため…2度目の舞台へ
母が馬の世話をしていたことから、武田さんにとって野馬追は、小さい頃から身近な存在でした。念願が叶ったのは、3年前。新型コロナの特例で、21歳ながら初めての出陣を果たしました。しかし、その時心残りがあったといいます。
武田さん「最初出た時に母に(手綱を)持ってもらい、一緒に横を歩いてもらいながら出たんですけど、それが1人で出たいという思いがあって、もう1回出てみようかなと」
今度は1人で出陣したい。事前の練習では、愛馬と呼吸を合わせて1人で乗りこなす武田さんの姿がありました。今年出陣する女性は去年より9人多い40人で、そのうち8人が武田さんと同じ20歳以上です。

武田さん「出るからにはかっこよく出たいので、頑張ります」
ようやくめぐってきた2度目の野馬追の舞台。新時代を迎える相馬野馬追に堂々と出陣します。