背景に若者の絵文字離れ「文字で十分」

藤森祥平キャスター:
この度、絵文字文化のパイオニアたちが引退を決断しました。ドコモによると「昨今の端末の絵文字の利用状況を鑑みた」そうです。
小川彩佳キャスター:
寂しくなっちゃいますね。こうして改めて見るとかわいいですもんね。10代の最も多感なときに颯爽と出てきた絵文字たちですから、私もお世話になりました。
藤森キャスター:
絵文字を使うか、使わないかを実際に街に出て聞いてきました。特に若い方々では、絵文字を使わない人が多くなっています。これらが若者の意見です。

男性(17)
「選ぶ時間の無駄。やりとりは文字で十分」
女性(22)
「汗(2つ)やビックリマークの絵文字が送られてきたら、上の世代の人だなと思う」
男性(19)
「気を遣う相手にしょうがなく使う」

伊沢拓司さん:
会話するコミュニティにも依存するので、単純な世代論ではないとは思いますが、親しくない相手に誤解を生まないためのクッションとして我々、絵文字を使ってたりするじゃないですか。
藤森キャスター:
ということは伊沢さんは…
伊沢さん:
僕はどちらかというと「気を遣う相手にしょうがなく使う」派です。
LINEスタンプがなかった頃には、絵文字をクッションとして使ってましたけど、今の世代って文字だけのコミュニケーションに慣れてますよね。ゲームでチャットしたり、LINEが生まれた頃からあった世代だったりするので、多分ニュアンスが乗らなくてもいいやぐらいのつもりでコミュニケーションしている。
もうコミュニケーションのカルチャーが違うわけですよね。
藤森キャスター:
こちらから特に若い世代の人にメッセージを送るとき、彩りとかぬくもりの何か手助けになるのかなって思い込んじゃって。
小川キャスター:
そう!ないと冷たく聞こえちゃう、見えちゃうんじゃないかなって…
藤森キャスター:
「おじさん構文」っていう表現もあるらしいんですよね。
伊沢さん:
「おじさん構文」槍玉に上がりがちですよね。でも、お互いにそれを見たときに、ウワッていう拒否反応じゃなくて“この人たちの文化”だと、これは“思いやり”なんだなっていう解釈を、若い世代と上の世代が互いに送り合うことが大事なのかな、という気はします
小川キャスター:
そうですね。メールは若い方のためだけのものじゃないですからね。一つの時代が終わっていくというのをしみじみと感じます。














