陸上総隊は、ヘリコプターの飛行訓練中に機体の部品が落下した可能性があると発表しました。
部品が落下した可能性があるのは、高遊原分屯地(熊本県益城町)に所属する、第1ヘリコプター団の輸送ヘリコプター「CHー47JA 983号機」です。

陸上総隊によりますと、5月22日の午後10時過ぎに、高遊原分屯地~大築島(熊本県八代市)で実施した飛行訓練後の点検で、訓練に使ったヘリコプターの後輪付近のピンが折れ、その一部が無くなっていることが発覚したということです。
陸上総隊はピンの一部は飛行訓練中に落下した可能性があるとしていて、その大きさは直径約6ミリ、幅約1ミリで、重さは1グラム未満と説明しています。

今のところ、落下による被害やその他の影響は確認されていないということです。
陸上総隊は、ピンが折れた原因について調査しています。