県内初の取り組みです。学生と企業、自治体が協力して、高校生がデジタルの知識を学ぶ講座が開かれることになりました。
新たに開かれるのは県内の高校生を対象とした「eスポーツ&デジタル人材育成講座」です。コンピューターゲームで競う「eスポーツ」を行ったりAIやプログラミングなどデジタルの知識を学んだりすることができます。講師は、研修を受けた大島商船高専や周南公立大学の学生が務めます。
柳井グランドホテルが主催し9つの地元企業がスポンサーとなってデジタルに強い若者を育て、県内就職を促すことも狙いです。学生と企業、自治体が協力したデジタル講座の開催は、県内初だということです。
主催者する柳井グランドホテル 松前俊健社長
「就職先の1つとして県内企業もあるということを知っていただき、できればここで学んだ若者が地元企業で活躍していただければ地域活性化になるんじゃないかなと、こういう循環を考えています」
講座は6月8日から10月までに6回開かれる予定で、県内の高校生・高専生なら誰でも無料で受講できます。柳井グランドホテルのホームページから申し込みが必要です。