熊本県八代市の鏡町では、ジャガイモの出荷が最盛期を迎えています。

JAやつしろは、鏡町の北新地(きたしんち)地区で、畳の原料「い草」に代わる特産品にしようと、25年前からジャガイモの生産に取り組んでいます。

現在37戸の農家が70ヘクタールほどの畑で生産し、2025年は2000トンの収穫を見込んでいます。

品種は「メークイン」で、煮崩れしにくく、ほんのりとした甘みが特徴です。

JAやつしろは「愛ポテトきたしんち」のブランド名で熊本県内をはじめ関東や関西にも出荷しています。

2025年は寒い日が続き生育が遅れ気味でしたが、その後、持ち直し、品質は上々だということです。

ジャガイモの出荷は、6月中旬まで続きます。