「政治家は言えることと言えないことが…」 森山幹事長とは何を?

井上キャスター:
まさに国民の皆さんが強く期待しているところだと思いますが、森山幹事長とのやり取りで、どのようなリアクションややり取りがあったのか、もう少し細かく伺える範囲で伺いたいです。

小泉進次郎 農水大臣:
政治家は、言えることと言えないことがありますね。詳細は控えますが、毎日「こういったことを今考えています」など、そういったことも私からお話をさせていただいています。

そして先ほど私は、各地域の離島のコメが今5キロでいくらかという話をしましたが、たとえば屋久島で今いくらかなどといったことは、森山幹事長から教えていただいています。

もう農林族とか非主流派とかそういったことなく、今本当にみんなが力を合わせて、まずコメの課題を乗り越えて、農政の抜本改革につなげていかなければいけないと思っています。一緒になって、必ず今まで越えられなかった壁を越えていきたいと思います。

出水キャスター:
小泉大臣は随意契約に切り替え、次の入札は見送ると発言しています。その間にも私たちはご飯を食べなければいけないわけで、消費者の皆さんもお米を炊くわけです。

やはり早く安くなってほしいという消費者の皆さんは多いかと思いますが、小泉大臣の見立てでは、いつごろ下がりますか。

小泉進次郎 農水大臣:
まず農水省と財務省で、随意契約の詳細の制度設計を固めなければいけません。私は「今日(22日)中に固めてくれ」と指示を出してあるので、あとでその報告を受けます。それが固まり次第、できる限り早く、いくらの随意契約で出すという発信ができます。

そして昨日(21日)も言いましたが、これから毎月10万トン、10万トン、10万トンという形で出すのではなく、もしも需要があれば無制限で出します。

こういったことも含め、マーケットに対して、これから断固たるメッセージを価格も含めて送らなければいけないと思っています。早く効果が出るような中身にしていきたいと思いますし、そうすればできる限り早く、我々の思いは届けられるのではないかと思います。

井上キャスター:
今日中にその資料が出てきて、なるべく早い段階で価格を発信するということですので、そのニュースを我々がお伝えできる日が一刻も早く来ることを願っております。

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<プロフィール>
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身 政治記者歴30年