大分市内の飲食店で5月、食事をした5人がサルモネラ菌を原因とする食中毒を発症し、保健所が23日まで2日間の営業停止命令を出しました。
食中毒が発生したのは、大分市都町にある「のんすけ2号店」です。大分市保健所によりますと、この店を利用した客の知人から「会食をした複数人が体調不良になった」と、5月19日に連絡がありました。
保健所が調査した結果、5月14日に店を利用した男女5人が腹痛や下痢、発熱などの症状を訴え、このうち3人からサルモネラ菌が検出されました。提供されたのは豚肉を使った串焼きやあぶりレバー、ハムカツなどです。
3人は医療機関を受診しましたが、全員快方に向かっているということです。
大分市保健所は食品衛生法に基づき、この店に22日と23日の2日間営業停止命令を出し、十分な加熱や衛生管理など再発防止策を指導しました。