これまでの補助金と小売価格の違いは?
今回の補助金は、これまでの補助金と比べて小売価格に違いが出るのでしょうか?
桃山学院大学 小嶌正稔教授
「原油が上がった場合には価格は上がる、原油が下がったり市場が下がった場合は下がりますよっていうことで、今後は定額になりますから、あくまで世の中の市場のメカニズムそのままにいかしましょうっていう制度に変わります」
これまでは、レギュラーガソリン1リットルあたり185円程度になるように、超えた分に補助金を出していました。
今後のガソリン価格は?

今後はガソリンの時価に対して10円と、補助金は固定されることになります。

桃山学院大学 小嶌正稔教授
「大きなことが起こらない限りは170円から165円。九州は全国平均より若干高いとすれば、172円から168円くらいの間には収まってくると思います」
まずは店頭価格を5円引き下げるために22日から7円40銭の補助金が石油元売り各社に支給されます。
ガソリン価格が今の水準で続いた場合、6月半ば頃には補助額が10円となる見通しです。