骨髄採取の日
正式にドナーとなった野田さん。
骨髄採取の日が近づき、福岡から母親と祖母が駆け付けました。
(野田さんの祖母 宮原信江さん)
「すごいと思って。勇気があると思って来ました」

骨髄採取の日を迎えました。
(野田勘司さん)
「緊張してきましたね。この服装に着替えるとなると緊張します。あと寝てるだけなんで」

手術室へ向かいます。
(野田勘司さん)「行ってきます」
(野田さんの母 弘子さん)
「本当、誇らしいですよね、そういう決断をしたことでですね。私がおじけづいてどうするんだろうと思って、人を助けることに」


骨髄採取は、およそ2時間半かかりました。
そして、野田さんが部屋に戻ってきました。

(野田さんの祖母 宮原信江さん)
「頑張った」
(看護師)
「無事、終わりましたので」
(日本骨髄バンクコーディネーター 吉野智子さん)
「ありがとうございます」
(野田さんの祖母 宮原信江さん)
「終わりましたよ」
(看護師)
「まったく問題ないです」
(日本骨髄バンクコーディネーター 吉野智子さん)
「ありがとうございました」
(吉野さんと看護師)
「誰にでも、できることではないからですね」
この日、野田さんの骨髄は患者のもとへ届られました。
