2005年、宮城県多賀城市内の国道で飲酒運転のRV車が高校生の列に突っ込み18人が死傷した事故から、22日で20年です。当時を知る教職員が、22日朝事故現場で手を合わせ祈りを捧げました。

事故が起きた宮城県多賀城市八幡一丁目の国道45号には、花が手向けられ焼香台が用意されました。22日朝、教職員が訪れ亡くなった生徒を思い静かに手を合わせていました。

このうち、仙台育英学園高校の郷古武教諭は、当時、生徒を引率していて事故を目の当たりにしました。事故後は、毎年欠かさず現場で手を合わせてきました。

郷古武教諭:
「3人のご冥福をお祈りするとともに、今後も引き続き飲酒運転の根絶に向けて啓蒙活動を続けていく」

この事故は、2005年5月22日午前4時過ぎ多賀城市八幡一丁目の国道45号で、ウォークラリーをしていた仙台育英学園高校の生徒の列に飲酒運転のRV車が突っ込んだもので、1年生3人が死亡、15人が重軽傷を負いました。