「誰かが受け取ってくださることの喜び」が詩を生み出す原動力
永瀬さんの想いは、今も多くの人の心に響いています。
(聴いた人)
「偏見っていうものを持たずに足を運ばれていたんだなっていうのはその時代(戦後)にしてはすごいことだったんだろうなと想像します」
「永瀬清子っていう存在にも心を打たれて勇気づけられたっていうか、私はいろんなことをくよくよして落ち込んでいるんだけどそんなもんじゃないっていうところ。そこをもういっぺん教えられた気になって嬉しかったです」
永瀬さんは、生前こう語っていました。
「自分の思っていることを誰かが受け取ってくださるということの喜びというかね。だから詩を書くのは自分のためでもあるけれども相手の誰かよくわかる人。それも誰でも誰でもいいわけじゃないのね。つまらん人が言ってくれてもちっとも嬉しいことはない」

表町に開設された「読書室」は5月末まで毎日午前10時から午後5時まで、6月以降は、水曜から日曜まで正午から午後6時まで無料で利用できます。
5月24日(土)午後2時から、ハンセン病を取材したジャーナリストで、ハンセン病療養所世界遺産登録推進協議会の山下晴海理事長の講演会、
5月31日(土)午後2時から、原憲一副理事長による講演会、
6月8日(日)午後2時からは、RSKの小林章子アナウンサーによる朗読会が予定されています。どなたでも無料で参加いただけます。
