今年9月、フランスで開催された国際指揮者コンクールでグランプリを受賞した岡山市出身の米田覚士さんが、岡山県の伊原木知事を表敬訪問しました。

岡山県庁を訪れたのは、国内の主要なオーケストラで指揮者として活躍する、岡山市出身で千葉県松戸市在住の米田覚士さんです。米田さんは今年9月、「ブザンソン国際若手指揮者コンクール」でグランプリを受賞しました。かつて世界的な指揮者小澤征爾さんらも優勝した若手指揮者の登竜門とされる大会で、日本人の優勝は米田さんで11人目です。

(ブザンソン国際若手指揮者コンクールで優勝 米田覚士さん)
「もうこれを獲ってしまったからには、それなりに音楽人生に覚悟を決めて生きていかないといけないんだなというのは、すごく強く感じていますね」

米田さんは、海外のオーケストラで経験を積むため、来年、活動の拠点をチェコ・プラハに移す予定だということです。