自民・現職 森屋宏氏

自民・現職 森屋宏氏(5月11日)
「大変厳しい選挙である」

危機感を露にしている自民党の現職・森屋宏さん。

その理由は政治とカネの問題から続く、自民党への厳しい「逆風」です。

6年前に2度目の当選を果たして以降、国政選挙や知事選で自民党は連戦連勝。
2022年には国政で県内議席を独占しましたが、去年10月の衆院選では「逆風」にさらされ、その一角が崩されました。

県連会長として絶対に負けられない今回、連勝の原動力となってきた組織力で逆風に立ち向かう構えです。

自民・現職 森屋宏氏(3月1日)
「私の参院選の協力をお願いする中、(長崎知事に)ぜひ役職に戻ってもらいたい」

今年3月には政治資金の不記載問題で党の役職を辞任していた長崎知事を復職させ、選挙での協力を得ました。

長崎幸太郎知事

長崎幸太郎知事(5月11日):
「自民党はこれまで厳しい国民・県民生活に対して自らを安全地帯に置いたうえで他人事として見てきたのではないか。私たちはしっかりと立ち止まって反省をし、再度立ち上がる」

10年にわたり自民党県連のトップを務めてきた森屋さんが議席を死守できるかは、この先の知事選も含めた県連の行く末を大きく左右するとも言えそうです。